- 榎本ゆかりの取材手帳
- 更新料裁判について思うこと第2弾
- 2011年07月29日 19時07分
前回、更新料の最高裁について、自分の考えを書きましたが、雑誌「家主と地主」で、これからの賃貸住宅業界についてどう思うかという特集を企画している関係で、家主さんたちに継続して取材して、考えが少し変わってきました。
更新料については、家主さんの大半は「ゆくゆくはなくなるもの」と考えていますが、一方で、「基本的には仲介業者の収入となっているので、家主の意志で完全になくすことができない」、しいては、「完全になくなるときは、入居者に手数料をもらわなくなる代わりに、家主が更新業務を行う不動産会社に支払うことになるのでは」と懸念する人もいます。
つまり、前回、家賃一本化がいいのではないかという私の考えについて、「家主の負担が増える結果となる」と不安を抱く人がいるわけです。
そこで、考えたのは、ならば定額制で更新事務手数料として徴収していくことを打ち出したらいいのではないか、ということです。
そもそも、家賃によって、更新手続きの手間は変わりません。
ならば、定額制の方が入居者も納得いくのではないでしょうか。
現に名古屋など更新料がない地域でも全国区で展開している管理会社は更新事務手数料として、家賃1カ月にも満たない金額を家賃に関係なく定額で徴収しています。
これならば、少しは業界的にも取り組みやすいのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
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