見守りサービス加入が条件
アイアル少額短期保険(東京都中央区)は、賃貸住宅内での自殺や孤独死に対応する保険『無縁社会のお守り』において、新しいスキームを構築し、6月1日から運用を開始する。
見守りサービスへの加入を条件に1戸から契約が可能になる。見守りサービスを提供するエイジプラス(大阪市)との提携によるもの。対象となる住居の高齢入居者らが見守りサービスを受けることで、孤独死の防止や、事故発生時の早期発見につながる。
これまで同保険は、契約者となるオーナーが所有するすべての賃貸住宅を一括で契約しなければならなかった。
しかし、必要を感じる住戸のみの契約を望む声があったため、見守りサービスの加入を条件とする仕組みを構築した。
主に不動産会社が販売代理店となり、家主には保険を、入居者には見守りサービスをそれぞれ提案し、高齢者入居のリスクを抑制する。