沿線活性化で住宅開発に注力
名古屋鉄道(以下、名鉄:愛知県名古屋市)が、「神宮前」駅東街区開発で12階建ての複合ビルを開発している。2020年度内の開業が目標。商業施設約20店舗、賃貸住宅約100戸で構成する建物だ。
名鉄グループは新中期経営計画で「魅力ある沿線・地域づくりの推進」を掲げ、自社ブランド賃貸住宅『meLiV(メリブ)』の開発を促進している。沿線を中心に高品質な住環境を提供していきたいと、名鉄線の駅周辺で同ブランドを供給。完成しているのは「岩倉」駅の43戸、「栄生」駅の72戸、「堀田」駅の56戸。今後、太田川で49戸が19年2月、大曽根で36戸が同3月に竣工予定だ。