セミナー16講演や学生コンテストの結果発表を予定
公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(東京都中央区)は、2回目となる「日管協フォーラム2014」を11月19日(水)に開催する。当日は協会本部の主要9委員会による活動結果報告やセミナーを行う。
開催に先駆け、9月19日に同フォーラムの開催概要や各委員会のセミナー内容を発表。
塩見紀昭副会長は「最新の研究成果やタイムリーな話題のセミナーが一度で聴ける有意義なもの。ぜひとも多くの方に参加してもらいたい」と開催への意気込みを述べた。
1000人以上の参加者が集まった昨年のフォーラムから場所を移し、今年は明治記念館(東京都港区)5会場で全16講演のセミナーを行う予定だ。
LINE活用アイデアや空き家活用、民法改正などのテーマが並ぶなか、国際交流研究会の荻野政男会長は、外国人向け賃貸住宅ビジネスをテーマにパネルディスカッションを企画。「賃貸市場が縮小すると予想されるなか、これから伸びる外国人マーケットでの先進的な取り組みを紹介したい」(荻野会長)と話す。
またレディース委員会の北澤艶子委員長は人材育成をテーマにしたセミナーを予定。「当日は現場で活躍する女性社員も登壇します。是非とも生の声を聴いてもらいたい」(北澤委員長)。
また、フォーラム当日に結果が発表される「JPM"夢の賃貸住宅"学生コンテスト」は、空き家活用をテーマに学生からさまざまなアイデアを募集するもので、現在すでに240ものエントリーがあるという。
賃貸住宅市場を取り巻く状況が著しく変化するなか、業界の発展に寄与する有益な情報提供を目指す。