3月住宅着工統計
国土交通省は4月28日、平成29年3月の新設住宅着工統計を発表し、貸家は17カ月連続の増加となった。
全体の戸数は7万5887戸で、前年同月比で0.2%増。
貸家は前年同月比11%の二ケタ増となっている。
一方、分譲マンションは同24.3%減で2カ月連続の減少。
分譲一戸建て住宅は同3.4%増加と17カ月連続増加となっている。
同日、3月度の平成28年の年間の住宅着工件数も発表した。
新設住宅着工戸数は97万4137戸、前年度比5.8%増。
そのうち、貸家は42万7275戸、前年度比11.4%増で両者とも2年連続の増加となった。
地域別にみると、首都圏の貸家は前年度比14%増、中部圏は8.5%増、近畿圏は10.5%増、その他地域が10.1%増。
全国的に貸家が増加した一方で、分譲マンションは5.1%減で首都圏を除き全国で減少の傾向となった。
中部圏の分譲マンションで19.7%減、近畿圏は14.4%減、その他地域は14%減だった。