賃貸仲介成約率70%目指す
神奈川県で約6000戸を管理するウスイホーム(神奈川県横須賀市)は2日、横須賀市のヨコスカ・ベイサイド・ポケットで経営方針発表会を行い、木部浩一社長は2017年度(39期)業績について速報値ながら売上高100億円を達成する見込みを示した。
営業利益は11億8000万円で、16年度(売上高95億6100万円、営業利益12億7000万円)対比で増収減益だが、営業支援の部門新設により管理費が増加したことが要因。木部社長は「念願の100億円を達成したが、今年度も来年度も続けて達成することに意義がある」とし、今期目標として売上高130億円、営業利益14億円超を掲げた。
賃貸部門の管理戸数は前期で500戸以上増加し、現在は6000戸近くになっているとし、18年度は600戸以上の増加を目指す。賃貸仲介の来店成約率は現在の55%から、目標を70%以上に設定した。