ネクスト(東京都港区)は1月19日、情報技術の開発に取り組むリッテル(東京都文京区)の株式取得のため、取締役会にて株主(同社役員、従業員)との株式譲渡契約締結を決議した。これにより、リッテルはネクストの完全子会社となる。
リッテルは、東京大学との産学連携企業。自然言語解析分野の研究者清田陽司氏を中心に情報リテラシー、情報技術、自然言語処理を展開する。
今回の子会社化により、リッテルの先端技術とネクストのサービスを融合し、住まいや地域にとどまらない新たなサービスの研究開発に取り組む。大量の情報の中から最適なものを抽出する検索技術や潜在的なニーズに対して情報提供するレコメンデーション・エンジンの開発を進めていく。2月中に株式取得、完全子会社化とする予定。