自己破産申し立てへ

ソフトニーズ

その他|2011年04月18日

  • twitter

家賃債務保証会社のソフトニーズ(大阪府大阪市)が、自己破産の申し立てに向けて準備を進めていることがわかった。4月4日、ソフトニーズの代理人弁護士名義で大阪地裁に自己破産を申し立てる予定で準備を進めていることを取引先に通知した。文書では、「大幅な売上高の減少及び多数の保証債務の実行等を原因として」事業が立ち行かなくなったと説明している。代理人弁護士は、本紙の取材に対し「自己破産申し立ての時期を含め、詳細についてお話しすることはできない」と話した。

ソフトニーズは1999年2月設立。生活保護受給者や外国人留学生を対象に家賃債務保証事業を開始した。本社を置く大阪のほか、大分にも支社がある。昨年秋ごろから代位弁済の遅延等が発生し、利用者に経営状態を危ぶまれていた。4月4日以降、同社のオフィスは大阪・大分ともに電話がつながらない状態が続いている。

近畿圏の家主が参加する「がんばる家主の会」を主催する松浦昭氏は、「それほど存在感のある保証会社ではなく、件数が多いとは思えない。影響のある会員はごく一部。しかし、夜逃げしたウィル賃貸保証の前例もあるので、私たち家主の間では保証会社に対する不安感が高まっている。連帯保証人の確保を入居条件にする人も増えてきた。名の通った信頼できる保証会社に利用が集中しているような気がする」と話している。

検索

アクセスランキング

  1. 大手不動産会社で入社式

    レオパレス21,大東建託グループ,ハウスメイトパートナーズ,APAMAN(アパマン),常口アトム,武蔵コーポレーション,TAKUTO(タクト),三好不動産

  2. 戸建て賃貸強みに売上33億円【上場インタビュー】

    東日本地所

  3. 不動産業アワード、10社が受賞【クローズアップ】

    国土交通省

  4. ビューン 大石隆行社長 電子書籍読み放題、13万戸に

    【企業研究vol.246】ビューン

  5. ご近所ワーク、清掃など軽作業の担い手紹介

    ご近所ワーク

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ