パナホーム(大阪府豊中市)は9月1日、重量鉄骨の3~5階建て都市型住宅「Vieuno(ビューノ)」を発売した。同社が重量鉄骨の商品を発売するのは15年ぶり。
従来の販売エリアだった首都圏のみならず、名古屋圏、関西圏といった都市部の狭小地、住宅密集地などに二世帯住宅のほか、店舗併用、賃貸併用住宅として提案する。耐火・準耐火地域にも対応。二世帯モデルプランの場合標準本体価格は6381万円(延べ床面積282・73平方m)、狭小地モデルプランの標準本体価格は3143万円(延べ床面積142・02平方m)。初年度の販売目標は300棟。
新商品発表会の冒頭で藤井康照社長は「多様化する住まい方に対応できる商品」と説明。発売中の商品「カサート」とモジュールを統一し、幅150mmピッチ、天井高2415mm(プラスマイナス150mm)と規格に柔軟性を持たせた。1方向にしか斜線を設けられなかった従来の重量鉄骨商品「ソルビオス3」に対し、「ビューノ」は2階層分、2方向に勾配を設けられるようになり、都心の法規制にも対応しやすいようにした。
4~7月は住宅エコポイント、フラット35の金利優遇政策が追い風となり、初めて家を建てる30代夫婦を中心に受注を伸ばした。しかし、7月にエコポイント制度は終了。9月のフラット35金利優遇終了後は受注が減少することが見込まれる。「ビューノ」は都心部に照準を絞った営業活動で、受注数落ち込みへの対応策として期待している。





