一般社団法人高齢者住宅推進機構は、9月26日に住宅金融支援機構本店で設立記念シンポジウムを開催した。同日に第1回臨時社員総会も開き、本格的な機構の活動の幕開けとなった。
高齢者住宅推進機構の代表理事は樋口武男氏(大和ハウス工業会長)。機構は、調査研究等の実施、セミナーの開催、シンポジウムの開催、ホームページ等による情報提供などを通じて、サービス付き高齢者向け住宅や高齢者の住まいに関する研究・情報交換を行う。
26日の設立記念シンポジウムでは、国土交通省住宅局長の川本正一郎氏と厚生労働省老健局長の宮島俊彦氏が来賓として挨拶。『デフレの正体』で人気の藻谷浩介氏による基調講演「現役減少・高齢者急増時代の社会経営」とパネルディスカッションが行われた。シンポジウムには定員の260人が参加した。