ウェブサイト上のキャラクターを動かすサービスを提供するピコもん(東京都新宿区)は、12月17日、東京都不動産協同組合(東京都千代田区)の賃貸・売買情報サイト『ハトさん(ハトマーク東京不動産)』にコミュニケーション・エンジン『ピコもん』が採用されたと発表した。
同エンジンにより、サイトキャラクターの『ハトさん』がウェブサイト上で自由に動き回り、訪問者とのコミュニケーションを実現する。『ハトさん』は訪問者と対話し、訪問者の名前を覚え、再訪問時には名前で呼んでくれる。アンケート機能を有し、「お客様とのコミュニケーションから繰り返し訪れる楽しさを演出します」とピコもんの大前創希社長は説明する。
『ピコもん』とは「バーチャル世界でピコピコ動くものたち」のことで、28パターンのコマを製作し、パラパラ漫画のようにして動きを演出している。キャラクターが、サイト訪問者とのコミュニケーション内で気兼ねなく質問することにより、ストレスなくニーズを深く探ることができ、マーケティングに活用できるという。キャラクターのコミュニケーションの特徴は管理機能から変更可能で、新たなコミュニケーションを加えることができる。
「キャラクターを通し、ウェブ訪問者とサイト側の意図をフレンドリーにつないでいきたいです。キャラクターへの愛着度が企業への愛着になるようにしていければとおもいます」と大前社長は話した。