JKKの物件を東京建物不動産販売が借り上げ
東京都住宅供給公社(東京都渋谷区)の所有する烏山住宅を「多世代が共生する街づくり」をテーマに、物件の建替えと改修を実施。
12棟599戸の「コーシャハイム千歳烏山」として、完成した。
そのうち、築55年の11号棟をサービス付き高齢者向け賃貸住宅(以下、サ付き住宅)と一般住宅混合型全23戸の賃貸住宅へとリノベーションし、5月から一般賃貸住宅部分の募集をかけていく。
間取りは1K~2LDKで専有面積26.52㎡~77.72㎡。賃料は7万~16万円台を予定している。
「コーシャハイム千歳烏山」は、高齢者入居者が3~4割となっていた物件を、子供から高齢者まで幅広い世代が暮らせる賃貸住宅に変更したもの。
敷地内の交流スペースでは、入居者同士や近隣住民を交えたイベントなどを行う計画。
地域コミュニティ形成の場としての役割を果たすことを目指している。
同物件12棟は一般賃貸住宅・サ付き住宅コミュニティスペースと保育所・小児科・クリニックからなる。
1~8号棟の一般賃貸住宅は、既に完成し入居済み。今年1月に保育所等併設施設が、2月には、サ付き住宅を含む3棟が完成した。
サ付き住宅は東京建物不動産販売(東京都渋谷区)が東京都住宅供給公社から物件を借り上げ、管理・運営を行っている。介護事業者としてやさしい手(東京都目黒区)が、医療事業者として医療法人社団はなまる会(東京都世田谷区)が担当する。