注目度増す日本不動産情報を海外投資家に発信
アイビー総研(東京都港区)とJapan-REIT(東京都港区)は、共同で運営するJ-REIT情報のポータルサイト「Japan-REIT」の英語版を6月30日にリリースした。
かねてより要望の多かった海外の不動産投資家向けに情報を発信していく。
海外のメディア向けに記者発表を行い、すでに多数のアクセスがある。
昨年からの、日本の不動産市況の回復によりJ-REITの時価総額は初めて8兆円を超え、海外からも多額の資金が流入するようになった。
注目度の増す日本不動産の正しい情報発信の必要性を議論し、英語版のリリースの準備に取り掛かった。
当初は内容を限定してスタートする予定だったが、より細かいニーズに応えるため日本語版とほぼ同等の内容を公開することになった。
「今後、このサイトが多くの海外投資家を日本に呼び込む窓口になると期待しています」(Japan-REIT・山下晃二取締役)。
内容は、海外投資家向けの開示資料の提供に力を入れている。
英文でのプレスリリースや決算資料などの開示資料を一覧で確認することができる。
会員登録をすることで、希望する銘柄のプレスリリースがメールで配信される。
その他に、毎日更新される利回り一覧のデータ配信。
個別の銘柄情報、物件マップ等のデータが提供される。