入居者向け商品を双方の顧客に提案
信販大手のジャックス(東京都渋谷区)と24時間緊急駆け付けのシードコーポレーション(福岡県福岡市)は、このたび業務提携を行った。
9月1日以降、双方の取引先に対し、両者の商品を提案していく。
ジャックスは今年1月、家財保険や孤独死・自殺に対応する保険を組み込んだ家賃債務保証商品「スターレントシステム」をリリース。
そのユニークな商品内容から好評を得ていたが、さらにこのたび、商品内容をバージョンアップし、緊急駆け付けサービスと、健康や医療、法律相談などの電話相談、各種取り次ぎサービスを組み込んだ。
今後は、既存顧客に対しても新バージョンのサービスを提供していく。
また万一、入居者が家賃債務保証の審査を通らなかった場合でも、同様の駆け付けや生活サポートサービスを受けられるよう、シード社の24時間365日駆け付けサービス「くらしーど24」を提案する。
こうすることで、管理会社は審査を通過しなかった入居者にも同じ内容のサービスを提供できることとなる。
今回サービス内容を大幅に拡大した「スターレントシステム」だが、リニューアル後も、保証費用は変わらず月額2980円。
今回の業務提携を機に、初年度100社の新規取引先開拓を目指す。