店頭でウェブから直接契約可能に
エース損害保険(東京都品川区)は、不動産代理店向けに新システムを12月1日から提供を開始する。
販売している入居者向け火災保険「リビングプロテクト総合保険」の契約手続き時のペーパーレス化を実現するためだ。
従来、利用してきたシステム「Biz aceonline」に新システムを追加する形だ。
新システムの提供により「リビングプロテクト総合保険」を取り扱っている管理会社、仲介会社の事務手続きを軽減することができる。
新システムの特徴は、大きく3つ。
1つ目は、ペーパーレス契約手続きが実現する。
手続き方法は、2種類用意。
1種類めは、不動産会社の店頭でPCやタブレットなど端末機を利用して店頭で契約手続きを行うもの。
今まで紙を利用して行っていた作業がそのまま端末機で行えるものだ。
2種類めは、入居者が自宅で手続きを行うもの。
入居者がネット上で契約手続きを行え、自宅などで商品内容を確認することができる。
2つ目の特徴は、保険料支払い方法をキャッシュレスを可能にした。
「Biz aceonline」を利用した契約手続きに新に追加導入する機能で入居者からの保険料支払いをクレジットカードやコンビニエンスストアで振り込みを可能にした。
これにより不動産代理店を経由することなく同社が直接、保険料の収納が可能になった。
3つ目は入居者専用のマイページ「マイエース」を新設した。
郵送で発行していた保険証券を確認することなくインターネット上の専用ページ「マイエース」で契約内容を確認できるようなった。
将来的には、「マイエース」で保険契約の継続手続きや解約手続きができるように計画している。
紙の契約書の場合、記入漏れなどのミスがあり返送するなどの煩わしさがあった。
ペーパーレスにすることによりネット上で手続きが完結でき、業務効率化につながる。