2018年までに600棟目標
パナホーム(大阪府豊中市)は女性の視点で考える賃貸住宅コンセプト「Lacine(ラシーネ)」の近畿エリアでの展開を本格化。
本社ビルショールーム内にモデルルーム「ラシーネ・テーマスタジオ」を11月1日、オープンした。
また、京都初の実例となる「ラシーネ五條」が完成し、11月12日、報道関係者向けの見学会を開催。
24社39人が参加した。
藤井康照社長は「2018年に売り上げ5000億円を目指します。賃貸住宅においては今年度の約2倍に当たる1000億円にするべく、東京、近畿など都心部での営業強化を図ります」と述べた。
現在、118棟745戸を展開している「ラシーネ」は2018年までに600棟を目標とし、首都圏で7割、関西エリアで3割の展開を進める。
「ラシーネ五條」はJR丹波口駅から徒歩8分。
軽量鉄骨造2階建て12戸(1LDK~2LDK・40~62㎡)。モデルルーム1戸を除く11戸の入居が決まっている。
1階にはオーナーが経営するリラクゼーションサロンを併設。
入居者とコミュニケーションを図り、入居者満足度や安心感を高める。
オーナーの西村二三子氏は「入居者にも、その両親にも満足頂き、竣工して間もなく満室になりました。オーナーと入居者が結びつくような集合住宅の提供が今後必要だと思います」と話した。