オンサイトマネジャー制度実験開始

公益財団法人日本賃貸住宅管理協会・明海大学不動産学部

その他|2014年12月18日

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日管協と明海大が産学協同


公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(東京都中央区)と明海大学不動産学部が、管理業のあり方を模索し、新たな取り組みを始めた。
「オンサイトマネジャー制度」だ。
同制度は、米国などで導入されている、住みこみの管理人であるオンサイトマネジャーが、巡回や清掃などの物件管理を行うというもの。
今回、社会実験として、アミックス(東京都新宿区)の管理する全40戸の賃貸住宅に、明海大学大学院の木下さわこさんが入居。
週に2回、1回2時間半、物件の掃除と点検、報告書作成を行い、その報酬として月額2万4000円を受け取る。
同物件の賃料は4万5000円であるため、物件に住みながら管理の仕事を行うことで、実質的な賃料負担は2万1000円になる。
実験期間は11月1日~来年1月31日。
大学側としては、地方から学生を呼び込みたい場合に、同制度を活用することで、学生の居住費負担を軽減することができる。
一方、管理会社側の視点では、入居者でもあるオンサイトマネジャーの存在により、目の行き届いた管理が可能になり、物件の価値向上につながると考えられる。
日管協としては、これまで日本に定着していなかった管理業態の可能性を広げる取り組みとして捉えている。

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