クラスコが東京の拠点移転

クラスコ

その他|2015年03月06日

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不動産会社向けの社員研修も企画


クラスコ(石川県金沢市)がさらに、事業の幅を広げていく。
同社は、2月3日に、東京オフィスを移転。
東京メトロ銀座線京橋駅徒歩1分に立つ、BUREX京橋の5階に新オフィスを構えた。
小村典弘社長は「東京オフィスだけで、2017年までに売上15億円を見据えています」と話す。
東京オフィスの役割の一つが、同社が展開するリノベーションFC「Renotta」の加盟店募集の拠点としての位置づけだ。
加盟店は拡大し、32社188店舗(2月27日時点)と、順調に伸ばしてきた。
これまでは、本社や、地方への出張で行っていた加盟希望者への説明会を、全国の企業が集まりやすい東京で行う。
3年後に70社、300店舗の加盟を目指す。
東京オフィスの役割の二つ目が、1都3県を中心とした、賃貸住宅の売買仲介と、賃貸管理の受託だ。
同社が、地元金沢で重ねてきたリノベーションの実績を生かし、都内でも空室に悩む物件のリノベーション依頼を受ける。
同社のオーナーはこれまで地主系が8割以上を占めていたが、東京では投資家をメーンターゲットとする。
5月から、東京オフィスで投資家向けの10人ほどの小規模セミナーを毎週開催する予定だという。
今後は、物件の買い取り・再販事業と、併せての管理受託も行い、オリンピックまでに1都3県エリアで管理戸数3000戸を目指す。
そして、三つ目が、不動産会社向けの人材教育プログラムの提供だ。
新入社員向け、中間管理職向けなど、階層別にコースを分け、同社で利用している研修テキストを使用する。
「テキストは私自身が何千冊もの本を読み、また、会社での失敗などを消化して作った自信作。業界の底上げのためには、人材育成が重要。そのために、当社のノウハウを惜しまず出していくつもり」と小村社長は語る。

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