介護・福祉施設対象に3商品を展開
大和ハウス工業(大阪府大阪市)は4月13日、CYBERDYNE(サイバーダイン)(茨城県つくば市)が開発・製造する自立支援ロボット「ロボットスーツHALR」3商品の販売を5月1日にスタートすることを発表した。
同商品は介護・福祉施設などの入所者の自立・介護支援を目的に開発された補助ロボット。
装着者の皮膚表面型生体電位信号を読み取り、装着者の思った通りにの動作が行えるようにサポートする。
例えば下肢タイプは下肢に障害がある場合や、脚力が弱くなった人をサポートするもので、下腹部から脚部にかけて装着する。
歩行などの動作をサポートする。
商品はこの他、膝や肘などの関節に装着して使用する「単関節タイプ」と、腰痛などの問題を抱える人を対象にした「腰タイプ」がある。
いずれの商品についても個人への販売は行わず、全国の介護・福祉施設などを対象に販売していく予定。
なお、販売目標はそれぞれ20~30台となっている。