自然素材コンセプトに空室を解消
福岡市内を中心に約1万戸を管理するGood不動産グループ(福岡県福岡市)の子会社で、リノベーション事業を手掛けるGoodプロパティ(同)は8月8日、同市内中央区に本社を移転し、ショールームを開設した。
これまでグループの中核会社であるGood不動産が入居するビル内に本社を置いていたが、受注拡大を図り、路面店に移った。
同社のリノベーション商品「無垢部屋」は、化学物質を含まない自然素材を用いるのが特徴。
湿気を吸収、排出する機能を持つ桜の無垢フローリングや珪藻土などを採用している。
事務所兼諸ショールームの広さは約70㎡で、旧事務所と比べ倍の広さになった。
また移転に伴いスタッフを3人増員し、4人体制になった。
同リノベーション企画は、テレビ番組「大改造劇的ビフォーアフター」などのメディアに出演している建築家・若林秀和氏が総合監修を務めていることでも注目を集めている。
これまでグループの管理物件を施工し、短期間で必ず入居が決まっており、受注が増加している。