管理業者向けの「知恵袋」サイトもオープン
公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(東京都中央区、以下、日管協)は明治記念館(東京都港区)で11月16日、「日管協フォーラム2015」を開催した。
3年目を迎えた今回のフォーラムには504社、1773名が参加した。
末永照雄会長は、「参加者や来場者にとって、マイナンバーや民泊などタイムリーな話題についても情報共有できる絶好の機会。この機会を活用して賃貸管理業の質の向上につなげてほしい」と語った。
さらなる質向上に向け、同協会は今後、ウェブサイト上で賃貸管理業に関する手引書を来年4月にオープンする予定だ。
将来的には、トラブル回避や予防法などを自由に書き込めるページも展開する予定だ。
「水漏れ、騒音、家賃滞納など、管理業にはトラブルがつきもの。事例を基にした投稿形式にすることで、未然に防げるトラブルやクレームも多いのではないかと考えている」(末永会長)
新たな試みとして、クレームやトラブルの発生時に「知恵袋」として活用できるようなサイトを目指すという。