売却と賃貸の比較も可能
コラビット(神奈川県横浜市)は11日、不動産の相場価格を地図上で提供するサービス「HowMa(ハウマ)」のコンテンツをリニューアル。
住宅資産価値可視化ツールとして使えるようにした。
2つある新機能の1つは住宅の相場を特定できること。
物件の所在地や平方メートルなどを入力すると、人工知能が推定売買価格と推定賃料を瞬時に算出する。
2つ目はシミュレーション機能。
物件の購入価格や金利などの情報から、残債と推定売却価格との比較や、賃貸した場合と比べた損益を計算できる。
グラフで時系列ごとの累計損益が分かるため、いつ売却するのが良いかが一目で判断できる。
これまで不動産会社や不動産鑑定士に依頼していた手間が省けるメリットがある。
登録会員は30~50代の男性比率が高いという。
物件登録した住宅の推定総額は6兆4280億円。
4月6日からの1週間では8774億円と利用が伸びている。
2016年度中に5万件の物件登録が目標だ。
今後は不動産会社向けの機能追加も予定している。