狭く深いニーズを狙う
女性専用アパートなどを手掛ける建築FC本部・プリマ倶楽部(神奈川県横浜市)は19日、2016年度総会を開催した。
永田輝彦社長の発表によると、昨年度の契約数は28棟222戸と、目標の40棟に対して約70%の達成率だった。
一方、3.6mの天井高をもつ部屋の開放感やセキュリティ面の充実など、同アパートの特徴について、客付けを担う不動産会社の認知が広がっている実感はあるという。
また、同アパートを一元的に集めて掲載するサイト『プリマセレクション』を2月に開設。
既存入居者にもプリマ物件の空き状況を公開することで、入居待ちが発生する物件も増えているという。
「大手ハウスメーカーとは違う、狭く深いニーズを感じながら展開していきたい」(永田社長)。
今年度も入居者マッチングに注力しながら、引き渡し戸数300戸を目指す。
現在の加盟店は11社。