バスで郊外の物件へ送迎
アパマンショップリーシング(東京都中央区)は5月31日、ツアーやイベントの企画運営を手掛けるぽけかる倶楽部(同)との業務提携を発表した。
全国のサブリース物件や管理物件を対象に民泊や短期、中期で賃貸する事業に参入する。
新しい賃貸方法で、空室物件や民泊施設として高い需要が見込める物件の収益性を向上したい考えだ。
空室対策の意味合いもある。
ぽけかる倶楽部は、工場見学や街歩き、農業体験などのツアーを企画・運営している。
シニア層がターゲットで、バスを所有する。
アパマンショップリーシングは駅から遠い物件を民泊施設として提供する場合、バスで移動できることなどにメリットを感じ提携に踏み切ったという。
同社の民泊サイト「APAMAN BB(アパマンビービー)」を開設し、法整備や必要な登録手続きが完了後、事業を開始する計画だ。
サイトは日本人観光客をメーンターゲットとする。
オーナーの関心も高く、1棟全戸で民泊をしたいという問い合わせもあるという。