店舗の特区朝野営業時間まで掲載
賃貸仲介大手のハウスコム(東京都港区)は3日、昭文社(東京都千代田区)と提携し、周辺にある店舗や施設の情報を紹介するサービスを導入した。
対象になるのは自社の物件紹介サイトとチャットで連絡のやりとりができる『マイボックス』に掲載する賃貸物件。
昭文社のデータと連携し賃貸物件ごとに、近所にある飲食店、ショッピング、レジャー、宿泊などの施設を物件情報の下部に写真付きで掲載する。
首都圏であれば所在地から徒歩20~30分圏内の店舗・施設情報を自動的にピックアップする。
昭文社のデータを活用することにより、所在地や外観写真だけでなく、店舗の特徴や営業時間まで確認できるようになった。
同社の狙いは2点。
1点目は新しく賃貸物件を探すユーザーが、そこに住んだらどのような生活を送ることができるのかをイメージしやすくすることだ。
2点目に、スマホでの操作性を考えた。
同社は「スマホで複数のサイトを開くのは面倒なので、物件サイトを見ながら、併せて閲覧できるようにした」と話す。