賃貸住宅開発事業に本格参入

京浜急行電鉄

その他|2016年08月24日

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5月に完成した東京都大田区の物件皮切りに


京浜急行電鉄(東京都港区)は、賃貸マンション事業を拡大し、2020年までオフィスを含めた賃貸管理戸数を1000戸に増やす。

2015年度末の管理物件約200戸はほぼすべてが賃貸オフィスだ。
賃貸マンションについては、今年5月に完成した『プライムネクサス平和島』を皮切りに開発事業に本格参入した格好だ。

交通事業以外の収益増加を図る一環で、不動産事を強化している。
2015年3月期決算では、連結営業利益267億8300万円のうち、交通事業の営業利益は172億2000万円と全体の約6割を占めるが、35年度までには、不動産事業の営業利益を、15年度の交通事業以上に拡大していく。
賃貸管理の増加でストック収入を確保したい考えだ。

品川駅や羽田空港の周辺地域の再開発事業と連携し、駅や高架下など保有地で新築する。
ホテル・賃貸マンション開発の投資額として、5年間で約500億円を見込む。
『プライムネクサス』は自社の賃貸マンションブランドだ。
『プライムネクサス平和島』は京急本線・平和島駅方徒歩3分の場所に立つ。
9階建て全41戸で、間取りは1Kと2LDK。
賃料は9万1000~15万1000円。
17年度に蒲田駅周辺で、2棟を建設する予定だ。

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