家賃のクレジットカード決済サービスを展開するレジデンシャルペイメント(東京都千代田区)が、ディー・エヌ・エー(東京都渋谷区)のSNSメディアを使って、転居希望者向けに情報配信を来年1月から始める。
インテリア情報サイトの『iemo(イエモ)』や女性向けキュレーションアプリ『MERY(メリー)』などディー・エヌ・エーが展開するSNSの会員7000万人が対象となる。
同会員には、家賃のクレジットカード決済による手持ちカードでのポイント獲得と、近隣トラブル仲裁サービスの情報が発信されるという。
問い合わせた転居希望者に対しては、レジデンシャルペイメントと契約する不動産会社の情報が提供される。
レジデンシャルペイメントとしては、転居見込み客の送客サービスにより、契約不動産会社のメリットを強化したい考えだ。
不動産会社はこの送客サービスを無料で受けることができる。
同時に、経済誌やファッション誌などの紙媒体を使った広報活動も強化する。
繁忙期を狙って、サービスの周知を徹底するとともに、繁忙期商戦に突入する契約不動産会社の営業支援を狙う。
家賃のクレジット決済サービスが増加する中、送客サービスで差別化を図る構えだ。