家主の職能を体系的に学ぶ
家主の職能を体系的に学び、不動産と街の課題を解決する人材を育成するためのビジネススクール『大家の学校』が、21日に開校した。
発起人であり、校長を務めるのは「愛ある賃貸住宅」家主として空室率25%超の賃貸住宅を空室待ちが出るまでに成長させたまめくらし(東京都練馬区)青木純社長だ。
第1期は11月21日~来年3月6日の期間に行う。
第1期コースの受講生は28名。
関東圏以外でも北海道、岩手、熊本から受講する人もいる。
全8週開催する講義では、リノベーションのパイオニアブルースタジオの大島芳彦専務、シェア住居のポータルサイト『ひつじ不動産』のひつじインキュベーション・スクエアの北川大佑代表などの各分野のプロフェッショナルたち13人が実践をもとに、賃貸住宅やまちの課題解決の手法を教える。
住人と共に賃貸住宅を「家」へと育てるために、エリアや物件の分析、ブランディング、プロモーション、地域とのつながり方や住人とのコミュニケーションについてなどのスキルを習得するプログラムになっている。
21日の開校式はHOME'S総研の島原万丈氏が講演。
受講生の他、一般参加者も参加し、121名が集まった。
「大家業を始めた当初、ぼくがほしかった学校」と校長の青木氏は語った。
最後に第2期の講師陣と期間を発表。
来年の5月8日開校予定だ。