ネクスト(東京都品川区)は昨年12月19日、同社が運営するポータルサイト『HOME'S』で登録項目と整合しない写真の検知を開始した。
たとえば、「キッチン」と登録された物件の写真が実際は外観であるなど、登録項目と一致しない写真掲載を防ぐ目的。
不整合だと判断した場合は、登録した不動産会社に注意を促す。
『HOME'S』では、室内写真の登録枚数が多い物件広告が検索結果で上位に表示される仕組みになっている。
そのため、不動産会社が故意に、明らかに別の写真を室内の写真として投稿するケースも考えられる。
新たな検知機能は、人間の脳の神経回路の仕組みを模したディープランニングを活用し、精度の高い写真の認識能力を持つ。