若年層が立ち寄りたくなるエリアに
リノベーションを通じた街づくりを手掛けるNENGO(ネンゴ、神奈川県川崎市)は11日、川崎市内にある築53年のビルを再生し、バスケットコートやシェアハウスなどの複合施設を6月に完成すると発表した。
JR「川崎駅」から徒歩8分ほどの場所にある、川崎市日進町でのプロジェクトで、「東海道の宿場町として栄えた川崎を『世界の宿場町』に変える」をテーマに、ビルの再生を行う。
すでに昨年6月に、倉庫をバスケットコートに改装して時間貸しを行っている。
元プロバスケ選手がレッスンを開催したり、セミナー会場としても利用され、人が集まる場となっている。
担当者は「日進町はこれまで、若い世代が足を踏み入れやすいエリアではなかった。築古ビルを再生することで、子どもや若年層が安心して足を運べる街にしたい」と話す。
シェアハウスの規模やどのようなテナントが入るかなどは1月末頃に発表予定だ。