管理物件への導入進める
収益アパートの販売を行うシノケングループ(福岡市)は20日、電力小売市場への進出を発表した。
子会社でLPガスの販売も行うエスケーエナジー(同)が、小売電気事業者として登録し、一般家庭向け電力『シノケンでんき』の販売を担っていく。
グループで管理するアパート・マンション2万戸の入居者に対し、切り替えを促す。
東京電力の地域電力会社の販売価格より、基本料金で5%、従量課金で2~3%ほど安い価格設定にする予定だ。
さらに、LPガスの供給元も同社に切り替えた場合は、更なる特典も付加する。
入居者の生活コストを削減することで、満足度を高め他社との差別化を図る。
3年以内に5万世帯以上の販売を目指す。