空き駐車場を外部貸し出し
福岡県住宅供給公社(福岡市)は、空き駐車場と利用者のマッチングサイト『スマートパーキング』運営会社のシード(愛知県名古屋市)と業務提携した。
10日から、福岡市内8物件20車室を同サイトで外部に貸し出す予定だ。
駐車場の空きが増えているため、同公社では空き駐車場を活用し収益機会を増やすとともに、入居者への訪問客や、地域住民の利便性を向上させようとシェアリングサービスに着目した。
公社の河津洋調査役は「シードから無償で送られてくる三角コーンと販促物を置くだけで、コストをかけずに運営できる。ウェブ上で簡単に時間貸しから月極め契約に移行できる点などが採用の決め手だった」と話した。
シードが提供する『スマートパーキング』は稼働率や売上状況などをリアルタイムに確認することができる。
一方、利用者は後払いでクレジットカード決済できる。
「導入する区画以外にもサービスを広げ、福岡エリアで周知していきたい」(吉川幸孝社長)