戸建てや分譲マンションが対象
東急住宅リース(東京都新宿区)は2月28日、リロケーション物件を対象にしたサブリースを始めると発表した。
首都圏・関西エリアの分譲マンションや戸建て住宅の所有者向けだ。
『マスターリースプラン』とし、同社とオーナーが賃貸借契約を締結し、同社が転貸人となって借主と転貸借契約を締結する。
試験的に1月から始動し、44件を受託。
3月末までに100件を目標とする。
家主側の実務負担がないサブリース事業を行うことで、新規顧客の数を増やすのが狙い。
空室保証はなく、入居時に同社がオーナーに代わり貸主となり、賃料等の収納代行(滞納督促を含む)・送金、賃料等の入出金報告などを行う。
運営業務手数料は、月額賃料の6~9%程度。
同社はすでに、戸建ての管理受託が約3200件あるが、今回のプランにより、転勤などに伴う一時的な賃貸住宅としての活用を希望する層に訴求していく。