ミサワホーム(東京都新宿区)は19日、不動産を再生し保有するプロジェクトを着工したことを発表した。
北海道が保有していた築50年を超える職員住宅を、リファイニング建築により改修し賃貸住宅として活用する。
4月から着工し、11月の完成を目指す。
物件は渋谷区の築53年RC造4階建てだ。
3DK全18戸から、1DK4戸、1LDK17戸に変更を行った。
リファイニング建築は、一般的なリフォームやリノベーションと異なり、内外装や設備類、間取りなどの変更と同時に建物自体の耐震性の確保や耐用年数を大幅に向上させて、第三者機関より評価を取得する建築再生手法だ。
同社は、リファイニング建築のパイオニアである青木茂建築工房(東京都渋谷区)にスタッフを派遣し、リファイニングの知識や技術を学んできた。
会社としてストック資産を生かした事業を強化していく。