投資家向けアンケート結果発表
不動産投資と収益物件の情報サイトを運営する健美家(東京都港区)は、同サイトの会員を対象に実施した「不動産投資に関する意識調査」結果を公表した。
「今までに不動産投資で失敗したことがありますか?」という質問に対し、「失敗したことがある」と40.7%が回答した。
理由は、「空室が埋まらなかった」が(36.6%)で最も多く、「修繕費や維持費に出費がかかりすぎた」(31.1%)、「相場より高く買ってしまった」(29.9%)と続いた。
不動産投資市場について、売り時か買い時かを問う質問では、54.8%が「売り時」で、「買い時」は11.6%にとどまった。
実際に物件を購入した人への質問で、融資を利用した金融機関の種別では、地方銀行が28.3%と最も多いものの、2016年に比べ8.2ポイント減少。
利用が増加したのは、政府系金融機関や信用金庫だった。
金融機関の融資状況の変化について、21%が「厳しくなった」と回答。
内容はフルローンや今まで融資が通っていた属性条件では融資が出づらくなったと感じる人が5割ほどいた。
調査期間は17年4月5日~19日。
有効回答数は456人。