大東建託が8位に躍進
求人情報サービスなどを展開するマイナビ(東京都千代田区)は4月26日、日本経済新聞社と2018年卒学生を対象とした『マイナビ・日経2018年卒大学生就職企業人気ランキング』を実施した。
建設・住宅・インテリア業界では、大東建託(東京都港区)が昨年15位から8位に躍進した。
学生の目に触れるテレビCMや会社説明会、パンフレットなどで、土地活用の営業会社から、快適な住まい環境を提供する会社にイメージ転身をした効果だと考えられる。
1位は積水ハウス、2位は一条工務店だった。
全業種の傾向として企業選択の理由は、「自分のやりたいことができる仕事」が38.1%で前年比0.3ポイント減少しながらも上位。
次いで「安定している会社」30.7%で前年比2.0ポイント増と伸び率が高かった。
安定とは、大きな事業展開や成長性への期待ではなく、本業が安定して業績を緩やかに伸ばしている企業のことを示すという。
また就職したくない会社については「雰囲気が暗い会社」が上位で、33.9%だった。
ここ数年の増加傾向は、「残業が多い会社」「給料の安い会社」だった。