アプリで入居者募集
家賃債務保証を手掛けるCasa(カーサ、東京都新宿区)は4月25日、不動産オーナー向けに展開する賃貸管理アプリについて記者発表を行った。
アプリ名は『大家カフェ』。
入居者募集や家賃管理、リフォーム会社の選定などをサポートするもので、5月22日から配信を開始する。
自主管理オーナーを対象としたサービスとなる。
これまでに家賃債務保証サービスを通して構築した約2万店の仲介店舗ネットワークに、物件の空室情報を配信して入居付けをサポートする。
入居者が決まった場合は、Casaの家賃債務保証サービスで毎月の家賃を自動送金することで、家賃滞納の悩みも解消する。
経営判断の指標を示す機能も充実させた。
「物件レポート」では、家賃相場の適正比較や、家賃に対する付帯設備の妥当性などの情報を提供する。
退去後のリフォーム時には、地域で最安値の施工会社を探せる機能も付帯しており、賃貸経営で発生する業務をトータルでサポートする。
宮地正剛社長は「自主管理オーナーの賃貸経営の煩わしさを解消することで、管理業界を盛り上げていきたい」と開発意図を話す。
今年中に1000人の利用者獲得を目指す。