公益社団法人東京共同住宅協会(東京都渋谷区)は10日、8月に実施する土地活用の専門資格試験『土地活用プランナー(R)』の申し込みを開始した。
土地活用プランナー(R)は、土地活用に関するマーケティングから事業収支計画、税務などの専門知識を体系的に学べる資格。
相続税の増税に伴い、不動産業界を中心に土地活用に関する知識習得ニーズが高まっている。
試験開始以来、累計600人が受験しており、有資格者は250名に上る。
これまでに5回実施しているが、直近の3回では回を追うごとに受験者数は増加している。
受験者は不動産会社や建設会社などの事業者が8割を占める。
担当者は、「管理業務などのなかでオーナーから相談を受けた際にも、知識を持って対応できればビジネスチャンスにつながる」と話した。