会員企業は88社に増加
一般社団法人日本少額短期保険協会(東京都中央区)は7日、2017年通常総会を開き、保険金限度額の引き上げなどの規制緩和を実現するため、行政への働きかけを引き続き積極的に行う姿勢を明らかにした。
会員企業が88社に増え、2016年9月末時点の業界内契約数は665万件に達した。
17年は会員間での経営ノウハウを共有するとともに会員向けのセミナーや勉強会を定期開催する、また協会でコンプライアンスマニュアルを策定し、法令遵守やガバナンスの確率を図っていく。
生命保険、家財保険、ペット保険の3部会を定期開催し、商品の種類別に会員同士が情報共有できる場を設ける。
杉本尚志会長は「この11年間、業界は成長し、新規参入が相次ぎ破綻する会社もない。少額短期保険の認知度をさらに高め顧客の信頼を得ていきたい」と語った。