地域コミュニティー構築が目的
約2万2000戸を管理する宅都ホールディングス(大阪市)は3日、同社初の入居者向け感謝イベント『宅都祭』を淀川河川公園で開催。600人の誘致目標に対し、入居者が700人、ほか取引先や家主、入居者の家族など400人の合計1100人以上が参加した。
今回開催したのは、今年から同社が『たくと』の3文字から「たのしい くらしを とどける」をコーポレートスローガンとし、「愛ある管理会社」を目標に掲げ、地域コミュニティーを構築していきたいからだ。集客では、会場での無料食事券付きのダイレクトメールのポスティングを行ったことが奏功した。
会場では社員らが自ら企画した22店舗を出店し、フリードリンクのほか無料食事券で焼きそばやホットドッグなどを提供した。
太田卓利社長は「管理会社が地域コミュニティー文化を構築していくことで、地域でのさまざまなイベントでの協力関係が生まれ、災害時などの助け合いも成り立つのではないかと考えている」と話した。