懸念される空き家問題に先手
千葉県佐倉市は15日から、佐倉市内の戸建て賃貸に入居した若者や子育て世帯のための家賃補助の申請受け付けを開始した。
申請ができるのは、佐倉市内の戸建て賃貸に入居した、18歳未満の子供を育てている世帯または夫婦のどちらかが40歳未満の世帯。申請受け付けは12月末日まで行い、20件を超えた場合は抽選となる。補助金は契約月から年度末までの合計金額をまとめて入居者に支給される。月額家賃の3分の1まで、2万円を上限とする。
担当者によると、佐倉市には現在17万人が住んでいるが、将来の人口減少や予備軍となる物件の多い空き家問題を先回りして緩和させていきたい狙いがあり、今回の補助事業をスタートさせた。
21日時点ですでに1件の申請が来ているという。