外国人へのサポート実績が決め手
フジサンケイグループ傘下で外国人向け不動産ポータルサイトを運営するReal Estate Japan(リアルエステートジャパン:東京都港区)と多言語でのハウジングサービスを提供するジープラスメディア(東京都港区)は22日、総合不動産管理会社の伊藤忠アーバンコミュニティ(東京都中央区)との協業を発表した。
ジープラスメディアが伊藤忠アーバンコミュニティの管理する賃貸物件の借主となり、運営する外国人向け不動産ポータルサイト『realestate.co.jp』に掲載し、外国人入居者との転貸借契約を行う。
伊藤忠アーバンコミュニティにとって協業する決め手になったのは、外国人入居者に提供するサービスの質が高く、ノウハウも持っていることだ。電気・ガス・水道などさまざまな手続きを入居者の母国語でサポートしている。また、多くの大手企業と業務提携し実績があることも挙げられるという。
3社は業務提携することで、増加するインバンド需要を積極的に取り込むことを狙い、外国人入居者に対する利便性やサービスの向上を図る。