7割が不動産投資未経験
投資用アパート経営『TATERU(タテル)』の開発・運営を手掛けるインベスターズクラウド(東京都港区)は不動産投資型クラウドファンディングの『第6号案件福岡市TATERU APファンド』への応募増額が募集金額の9.4倍の3億3870万円だったことを6月27日、発表した。募集額は3570万円で、同日に当選者を発表している。
1棟の不動産に対し複数の投資家から出資を募り、同社が物件を運用して得た利益を出資者に分配する仕組み。出資者は同社と匿名組合契約を結ぶ。
6号案件は福岡市西区下山門に立つ全8戸の木造アパート。竣工は2008年で、運用期間は2017年8月1日~10月31日。予定分配率は税引き前で年利換算5%。1口10万円から出資できる。応募者は30~60代が多く、実物不動産の投資経験がない人が約7割だった。