西日本の投資物件を開拓
ビッグデータからAIにより収益不動産の10年後の収益率や売却益の計算を行う『Gate.(ゲート)』を運営するリーウェイズ(東京都渋谷区)が6月22日、大阪市北区梅田に大阪支社を設立した。
同社が手がける収益不動産分析ツールは全国対応であることから、大阪のほか京都や福岡での投資物件を持つ顧客を開拓していきたい狙いがある。
巻口成憲社長は「すでに大阪、福岡、熊本、沖縄の不動産事業者から問い合わせを多くいただいている。そちらへの営業活動や導入支援を行っていく予定だ」と話した。
ゲートは5000万件のビッグデータから、投資不動産の10年以上先の利回りまで予測できる。ユーザーが主に立地や築年数、表面利回りなどの条件を入力すると、同サイトに登録し不動産情報の中から希望に沿う物件が調べられるサービス。2016年12月に無料版をリリースし、有料版の『Gate. Investment/Planner』と『Gate. Screening』は5月末にリリースした。現在は正式契約が20社ほどで、デモアカウントを200ほど発行しており、導入が検討されている。