民泊ビジネス関連サービス続々登場

トーキョーサンマルナナ、シノケングループ

その他|2017年07月21日

  • twitter


収益最大化コンサルから専用リノベまで

民泊関連向け情報サイトを運営するトーキョーサンマルナナ(東京都世田谷区)は11日、既存の物件をホテル・旅館化にすることを検討する家主や管理会社向けに、宿泊業の収支を可能な限り最大化するためのコンサルティングサービス『イールドマイスター』を開始した。

同社はすでに1日、相談できる拠点として都営浅草線「浅草」駅から徒歩1分の場所に『宿泊の窓口』をオープンさせたばかり。同拠点は観光客向けに荷物を預かったり両替を行ったりするほかに、民泊をはじめたい人へ旅館業法の許認可取得のためのコンサルティング業務を行う相談窓口としても利用する。

航空会社やホテルなどの旅行業には、座席数や宿泊室数など、その日に限られている在庫数を利用し、単位あたりの収益を最大化する販売戦略「イールドマネジメント」の考え方が一般的だ。不動産賃貸業からホテルなどの民泊業に移行する場合、そういったノウハウが無い不動産業界向けに、どのようなターゲットにどのくらいの宿泊料を設定すればいいのかなど収支シミュレーションのサポートを行う。

同社ではすでに月額25万円と売り上げの3%で10旅館をサポートしている。現在はトライアル期間として、1棟10戸以上の建物に限定し、2カ月間のサポートを無料で受け付ける。サービスを利用するかは期間後に判断できる。

一方で、投資用不動産を販売するシノケングループ(福岡市)は今秋から、空室をリノベーションし民泊運営する事業を開始する。
まずは福岡の福岡市地下鉄空港線「天神」駅から徒歩5分圏内の保有テナントビルの1戸25㎡を民泊用に改修し、特区民泊の許認可を取得した上で運営を開始する。

今後、同社が保有する駅近物件を順次民泊用にリノベーションし運営していくことでビジネスモデルの確立を進め、サービス対象を全国に広げていきたい考えだ。

検索

アクセスランキング

  1. 省エネ性能ラベル表示、開始

    国土交通省,リクルート,アットホーム,LIFULL(ライフル),大東建託グループ,積水ハウスグループ

  2. コロンビア・ワークス、「総資産1兆円へ」開発を加速【上場インタビュー】

    コロンビア・ワークス

  3. 明和地所、創業45年 浦安市で3000戸管理【新社長インタビュー】

    明和地所

  4. パナソニック、冷凍・冷蔵品用の宅配ボックス

    パナソニック

  5. 大手不動産会社で入社式

    レオパレス21,大東建託グループ,ハウスメイトパートナーズ,APAMAN(アパマン),常口アトム,武蔵コーポレーション,TAKUTO(タクト),三好不動産

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ