下がりにくさを数値化
不動産コンサルティングを手掛けるスタイルアクト(東京都中央区)は20日、首都圏の19カ所で開催される花火大会を屋上などで見て楽しめるタワーマンションの資産価値の下がりにくさを調査し、数値化した。
対象としたのは主な花火大会の打ち上げ場所から半径約2km圏内に立つ2000棟のマンション。エリア内でもっとも階数の高い物件を抽出し、そのほかのマンションとの年間騰落率の差を比較した。
比較差がもっとも大きかったのは「神宮外苑花火大会」が見られる高層マンションで15.7%増。それに対し2km圏内の全物件は1.5%増で、差は14.2%となった。次点で「立川まつり国営昭和記念公園花火大会」で10.0%増、2km圏内の全物件は1.8%減だった。