全国賃貸経営事業承継円滑化協会が設立
一般社団法人全国賃貸経営事業承継円滑化協会(通称REIFA:リーファ、事務局・東京都千代田区)は、7月26日に都内でお披露目レセプションを実施。賃貸業界関係者50人が参加した。
同協会は家主専門税理士で司法書士の渡邊浩滋氏と、家主であり賃貸経営コンサルタントの久保力也氏が、6月9日に設立した。
賃貸経営の事業承継をサポートすることを目的とし、事業承継の現場改革、これからの賃貸経営の在り方、事業承継に関する知識教育の提供等を、税理士や不動産コンサルタントを会員として組織化し、全国で行っていくつもりだ。
お披露目レセプションでは代表理事の渡邊氏が、協会設立の背景や今後の展開について話した。二代目大家の二極化が進んでいる背景や相続税のことばかりを考えて家族への思いやコミュニケーションを軽視してしまう相続対策の落とし穴、事業承継が失敗する理由などを解説。「家族を基軸に置けば、事業承継はうまくいく、そのためにはまず家訓をつくることが重要だ」と主張した。
9月から本格的に会員募集活動を開始。全国に組織を構築していく予定だ。