大和ハウス工業(大阪府大阪市)は10月24日、栃木県真岡市の栃木二宮工場敷地内に賃貸住宅の体験館「D―roomプラザ館 夢」をオープンした。同館は、敷地面積3316㎡、総工費10億円をかけた、体験型のショールーム。エリアを5つに分け、賃貸住宅のオーナーに、同社の物件の特徴を伝えるだけでなく、同社の歴史や企業の今までの実績などを見て楽しむことができる構成となっている。
目玉の一つは床面積571㎡の日本最大級のジオラマ。これまで大和ハウスグループが手がけた物件・施設275棟を、30分の1サイズの模型で再現し、架空の街をつくった。来場者に同グループの思い描く「夢」を共有してもらいたいという。
同社は昨年8月、奈良市の総合技術研究所内に「D―roomプラザ館」をオープンさせ、今年の9月末までで1万974人が来場している。今回の「D―roomプラザ館 夢」では年間来場者2万人を目指す。予約制で対象は同社のオーナー、建設予定のオーナー、法人顧客など。