全国の家主のコミュニティ形成が目標
賃貸UP―DATE実行委員会九州支部は設立イベントを4月11日に開催した。
イベントでは、セミナーを開催し、第一部では林浩一オーナー(神奈川県横浜市)が「空室対策と大家に必要マインド」をテーマに講演。
定期借家契約で所有物件を満室にさせるまでの経緯を説明。
「行動なくして得られるものはない。空室で悩む前に行動を」と自身が実行した営業活動の画像を交えながら話した。
第二部は、久保力也オーナー(鹿児島県鹿児島市)が「デキる大家が日本を笑顔に、元気にする」と題して講演した。
家主の意識改革の必要性を唱え、今ある考えを捨て新しいアイデアを出していくことが大事と解説した。
当日は九州各県のほか、広島や関東からも含め、総勢38人の参加者が集まった。
賃貸UP―DATE実行委員会は林浩一オーナーが2014年に立ち上げた会で、オーナーだけでなく、賃貸業界に関わるすべての人が業界を活性化していくことを目的にしている。
この考えに中西紀二オーナー(福岡県朝倉市)と久保力也オーナーが賛同し、九州支部を立ち上げた。
今まで九州には「オーナーと業者がコラボレーションする」という土壌がなかったが、支部設立を機に勉強会などを開催し、九州にとどまらず、全国の賃貸経営者がつながるコミュニティをつくっていきたいと考えている。