CO2排出量が1990年比で約66%増加しているという商業施設やオフィス。
その約2割を占める照明について、環境省は、省エネ照明を率先して導入し、省エネと高いデザイン性の両立を達成している施設等を募集。
その中から環境大臣賞及び優秀事例を選定・表彰する「第5回 省エネ・照明デザインアワード」を実施する。
エネルギー効率の高い省エネ型の照明の導入促進は、商業施設やオフィスからのCO2排出量の削減対策、及び電力のピークカット対策として重要となっている。
同事業では、省エネと魅力的な空間作りの両立を実現している施設等を募集し、表彰することで、省エネ型の照明導入意識の向上を図る。
審査部門は「公共施設・総合施設部門」、「商業・宿泊施設部門」、「まち・住宅・その他部門」の3部門。
どのようにして高い省エネ性とデザイン性を両立した照明空間を実現したかを審査し、それぞれの中から環境大臣賞及び優秀事例を選出する。
応募期間は10月10日(金)まで。
2015年1月中旬~2月に優秀事例の表彰と取り組み事例の発表を行う。
その後、受賞作品を掲載した「省エネ・照明デザインブック」をはじめ、WEB、雑誌等を通じてCO2の削減効果、空間デザインの設計手法や新しい技術を全国に紹介していく予定だ。
詳細については、こちらを。